すき育

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子どもの好きを育てる。学ぶことが楽しくなる!?  学ぶことが好きになる!?   幼児教育、知育ブログ。

本好きに育てる!絵本の読み方&選び方 魔法の5ステップとは? 

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日が落ちるのも早くなり、すっかり秋らしくなって来ましたね。
我が家でも以前より少しだけですが、帰宅時間が早まり、寝るまでの時間にゆとりが出て来ました。日によっては絵本を楽しむ時間も長くなりましたよ。


読書の秋、お子さんと絵本を楽しんでみてはいかがですか?
本日は、読み聞かせについての記事をご紹介します。

dual.nikkei.co.jp


絵本好きな子の共通点

元幼稚園教諭、チャイルド・ファミリーコンサルタントの山本直美さんによると、絵本好きな子の共通点は、下記だそうです。

  • 気持ちが安定している
  • 自分でどんどん遊びを展開するクリエーティブな力を持っている
  • 何かに取り組むときに自分でイメージを膨らませることができる
  • 最後までやりきることができる


先日ご紹介したプレジデントFamily2017秋号(東大生179人の小学生時代)にもありましたが、賢い子は読書好きな子が多いようです。


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小さいうちから本を読む習慣を身に付けてあげる事は、やはり効果的なようですね。
ではどうしたら子どもが絵本好き、本好きになっていくように促せるのでしょうか?


ポイントは子どもの発達状況に合わせて進める事だとか・・・


本好きに育てる 魔法の5ステップ

<ステップ1>
※6ヶ月頃〜モノに注目できるようになったら

文字が少ない「絵」を中心とした身近なテーマの絵本

絵本に出てきた野菜や果物を実際に触らせてみる等、実際の生活に繋げる事で、より認知が高まるそうですよ。

《我が家のお勧め》



<ステップ2>
※1歳半~2歳前後 絵本に10秒以上集中することができるようになったら


日常から別の世界へ行き、また戻ってくる、という構造を持つ「行きて帰りし物語」で、あり得ない世界観の絵本、終わりが明確な絵本

本を読み終わったら、「おしまい」と絵本をパタンと閉じると、1冊読み切ったと達成感をより味わう事が出来るそうですよ。

《我が家のお勧め》



<ステップ3>
※「行きて帰りし物語」を最後まで集中して楽しめるようになったら


おとぎ話や童話など昔から読み継がれる絵本


絵本を読む前に始まりの合図となる歌を歌うなど、落ち着ける時間、集中して聞ける環境を整える。
本を読み終えたら、親子で絵本について話してみる。その繰り返しが言語能力を育むそうですよ。

《我が家のお勧め》




<ステップ4>
※カラフルな絵本を最後まで読み切ることができるようになったら


セピアやモノクロなど単色の絵が描かれた絵

読み終えた後に、親子で絵本の感想を話せる機会を増やしていく。
子どもの様子に気を付けて、集中できていない時は少し前に戻ると、理解力が鍛えられるそうです。
レベルが上がって来ているので、焦らず子どもに合わせて進めていくと良いようです。
また、小学生になってからも、本が読めていない様なら、また前のステップに戻ってみるのも良いそうですよ。


《我が家のお勧め》

トーマス好きの子限定ですが、このシリーズは絵が少なく、カラフルじゃないのでストーリーに集中する事が出来る様に思います。


<ステップ5>
※モノクロ絵本でも集中して最後まで読み切れるようになったり、絵本で作り話を始めたりしたら

行きて帰りし物語」形式で、難しすぎない絵本


子どもがストーリーを覚えている本を「絵を見ないで聞いてね」と言ってから、読み聞かせます。
どのくらい理解できているか、集中力が切れないか確認しながら、少しずつお話を長くしていくと良いそうですよ。

そして、お話を楽しめる様になったら、ママが創作したお話にチャレンジしてみましょう。
日常の出来事を面白おかしくお話にして聞かせたり、子どもに伝えたいメッセージをお話に盛り込んだりと気軽にトライしてみると良いそうですよ。

最終段階は、児童書です。
章ごとに区切りながら、少しずつ読み進めているうちに、子ども自ら読む様になるそうです。

我が家の場合

我が家では、0歳から読み聞かせを始めています。
初めは、絵本を舐めたり、破ったりしていました。
そして、自分が好きなページばかり見ていたり、パラパラめくってしまったり・・・
以前にご紹介した、対話型読み聞かせや、ネットワーク型読み聞かせを取り入れて、どんどん絵本が好きになって来ましたよ。


対話型読み聞かせや、ネットワーク型読み聞かせにご興味がある方は、こちらも読んでみて下さいね。

www.zero-blo.com

2歳過ぎには、お話に共感して涙を流す様になり、自分でストーリーを作って遊ぶ様になりました。
最近では、そのお話がさらに膨らんで寸劇になって来ました。


一緒に寸劇をさせられるので大変ですが、これも読み聞かせ効果かな?と見守っています。
まだ本好きとなっていけるか分かりませんが、記事から学んだ事を実践してみようと思います!


最後に

絵本好きと本好きの間には、大きなハードルがあるそうです。
そこを上手く乗り越えられないと、せっかく絵本好きになっても、肝心の本好きになってくれない可能性があるので、大人のフォローが大切だそうです。


最後の仕上げのステップが、<ステップ5>となります。最後までしっかりフォローしてあげたいですね。

そして、最後に子どもを本好きに育てるには、
親が読書の習慣を持ち、本を読んでいる姿を見せる事だそうですよ!
家族全員で、本を読む時間を持つのも良いですね。
読書の秋、親子で読書タイムを楽しんでみてはいかがですか?

これからの子どもが必要とされる能力は◯◯力!  その育て方とは?

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今の子ども達が社会に出ていく十数年後には、コンピューター技術の進歩により、現在の職業が随分変わっているという話をよく耳にします。


「現在の半数以上の仕事がAI(人工知能)に取って代わられる」とか、
「20年後には、今ある仕事の90%が消滅する」と予告する人もいます。
そして、新たな職業も生まれるでしょう。


という事は、当然子ども達が求められる能力も変化していきますよね。

日本でも2020年度から、大学入試の大幅な見直しが行われ、学校での授業も変わりつつあると聞きます。
子ども達を取り巻く環境が、どんどん変化してきています。


この先、自分が経験していない教育を子どもが受ける訳ですから、どうしたら良いの?
と思っているママも多いのではないでしょうか?

今日はプレジデントFamily2017秋号に、面白い記事があったのでご紹介します。

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鈴木寛さん(文部科学大臣補佐官、東京大学教授、慶應義塾大学教授)の「いまどき子育て素朴な疑問」です。

記事は、学校教育が変わってきている今、家庭での教育や躾も変化が必要で、まずは親の考え方を変える事が必要だとか・・・
そして、子どもにはどんな力が必要で、どのようにその力を身につけていけば良いのか?
親ができる事は?という内容でした。
とっても面白かったですよ!


この先AIが進化するとどうなるの?

AIは、計測、計量できるものを正確に扱うのが上手な為、色々なところで言われているように、今まで人間がやっている仕事の半分以上は、AIが代わりにやる事になるだろうと予測されています。


しかし、思考、思索、感覚、感性、感情といった曖昧なものを扱うのは苦手な為、この先、人間に求められる能力は、そういった部分となりそうです。

これらかの時代に対応する為にも、教育から変わってきているのですね。
ではどのように変わっていくのでしょうか?


これからの学校教育は何が変わるの?

文部科学省では、下記の3つを教育改革の目標に掲げているそうです。

  1. 「個別の知識・技能」
  2. 「思考力、判断力、表現力」
  3. 「主体的に多様な他者と協働する力」

授業内容も、教師からの一方通行だった授業から、生徒が自分たちで、問題を発見・解決していく力を育成するアクティブラーニングを取り入れている学校が増えてきているそうです。

※具体的には、発見学習、問題解決学習、体験学習、調査学習、グループ・ディスカッション、ディベート、グループ・ワークなどが実施されるそうです。

子どもが必要とされる能力とは?

鈴木さんは、教育改革目標である下記3つに加えて、もう1つ必要だと言われています。

  1. 「個別の知識・技能」
  2. 「思考力、判断力、表現力」
  3. 「主体的に多様な他者と協働する力」

「夢中力」

何かにハマる力が必要だそうです。


夢中力が必要な訳は、人は寝食を忘れて夢中になっている時は、自分の頭で考え、自力で判断していくものです。
そして必要があれば、多様な他者と協働する事も厭いません。


なので、夢中力を持った子どもは、文部科学省の掲げる目標を自然に習得していく事になります。
また夢中力がある子の方が、独創性を磨ける可能性が高いからだそうです。


ではこの「夢中力」はどうすれば育つのでしょう?


「夢中力」の育て方 親ができる事

まず初めに、これさえやっていれば人生安泰という正解はないと言われています。
試行錯誤しながら、自分なりの答えを見つけていかなければいけないのですね。

その上で、親ができる事はなんでしょう?

親がすべきことは、「わが子の専門家」となって徹底的にわが子を観察し、わが子が何にハマるのか、何に不向きなのかを見抜き、そしてハマったものを伸ばすためのリソースを、適切なタイミングで提供してやることです。


ゲームでも、創造性を刺激するものもあるので、内容を吟味し、時間制限をしてやるのであれば、悪い事ばかりではないそうです。


また注意したい事は、子どもがハマるきっかけは沢山与えても、強制し過ぎない事、深追いもNGだそうです。


夢中力は、親が与えられる力ではなく、子どもが自発的に身に付けていく力です。
その為、「これをやりなさい」と強制しすぎる事は逆効果になるそうですよ。

もし、子どもに好きな事がないようなら、問題はおそらく禁止しすぎた親にあると考えた方が良いそうです。

自由に伸び伸び、子どもの好きなようにさせる中で、身に付けていく力なんですね。
親が出来る事は、その環境を作ってあげる事。
子どもが、夢中力を身に付けられる環境を作ってあげたいものです。

また、これからの時代はプログラミングと英語が出来なければならないのでは?
プログラミングや英語は何歳から始めたら良いの?お勧めの習い事は何?
と考える親も多いでしょうが、  

この記事では、お勧めの習い事もないし、苦手教科を絶対に克服しなければならない訳でもない。また、子どもがハマった時期がその子にとっての適齢期だとあります。

ついつい、英語は小さいうちから始めなきゃ、なんて焦ってしまう気持ちも親なら誰でも持ってしまうものでしょう。 


しかし、子ども自身を観察して、自発的に夢中になるものを見付けていく環境を整えてあげる事が、とっても大切だと改めて考えさせられました。


暗記中心の詰め込み教育で育って来た親世代からしたら、未知の世界ではありますが、今の子ども達が羨ましいです。
子どものうちから、学ぶ事は楽しいと感じやすい環境になって来ているようにも思います。


家庭でも、子どもの好奇心を潰さないように、夢中力を育てるきっかけを沢山与えてあげたいですね。

アドラー式「言葉かけ」練習帳 自信とやる気が育つ 2つの大切な事とは?

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以前にご紹介した原田綾子さんの著書、
『子どもが伸びる!自信とやる気が育つ!アドラー式「言葉かけ」練習帳』をゆるっと実践しています。


本書で勧めている、子どもが困難を乗り越える力を与える「勇気づけ」を実践していると、
上手くいかないな〜なんて事もあります。
そして、子どもの自信とやる気を育てるどころか、子どもにダメ出ししていたり・・・


今日は、『子どもが伸びる!自信とやる気が育つ!アドラー式「言葉かけ」練習帳』より、
子どもを伸ばし、自信とやる気を育てる為に、子どもを勇気づける「言葉かけ」で、大切な2つの事をご紹介します。





その前にこちらもお勧めですよ。

www.zero-blo.com

「言葉かけ」で大切な1つ目の事とは?

実践していても思う事ですが、言葉の力はとても大きいです。
言葉のかけ方で、子どもが全然違う反応をする事もよくあります。


しかし、言葉だけを変えても上手くいかない事があるそうですよ。
それは、子どもに対する親のネガティブな前提が、子どもに悪影響を与えている可能性がるとか・・・  

例えば、子どもへの前提が「甘えてばかりいる子」だったとします。
そうすると、うちの子は甘えてばかりいるから、もっと厳しく言わなきゃと、うるさく言ってしまう状況を作り出してしまいます。


また、子どもに「甘えてばかりいちゃダメでしょ!」と言えば言う程、「あなたは、甘えてばかりのダメな子」という 暗示をかけている事になり、子ども自身のセルフイメージもそうなってしまうそうです。


その為、言葉だけを変えてもダメで、子どもに対する言葉とイメージを、セットで変える事が大切だそうです。


今できなくても、今は練習中と子どもを信じてポジティブなイメージを持つことで、子どもが変わっていくのですね。
これは、「言葉かけ」を実践する時だけでなく、子どもと向き合う上で大切な事だと思います。


そして、著者はこうも言っています。

いつも心に留めておきたいのは、子どもには無限の可能性があるということ。親の関わりによって、その力を伸ばしていけるということです。


言葉とイメージをセットで変えて、子どもの力を伸ばしていきたいですね。

「言葉かけ」で大切な2つ目の事とは?

「言葉かけ」をしていて、ついつい子どもにダメ出ししたくなっちゃう事があります。
そもそも、子育てしていると、イライラしたり、ダメ出ししたくなっちゃう事ってありますよね?
そんな時の心理って?

子どもにダメ出しをしたくなる時の心理とは?

子どもに限らず、誰かを批判したりダメ出ししたくなるのは、自分にOKが出せていないからだそうです。


本当は、子どもに怒っているんじゃなくて、自分に怒っている。自分を責めているから、子どもも同じように責めてしまうという悪循環です。


これ言われてみれば、思い当たります。
色々重なって、あれもやらなきゃ、まだこれも出来ていなかった!なんて時、子どもに、ついつい口うるさくなっちゃったり・・・


確かにそんな時は、自分を責めていますね。
本当は子どもにイライラしているのではなくて、自分を責めて自分にイライラしているかも。


そんな時は思い出してください。
2つ目の大切な事です!
それは、親が自分にOKを出す事です。


その為にお勧めなのが、自分自身への「勇気づけ」です。 その方法とは?

自分への勇気づけの方法

  • そんな時もあると自分にOKを出す
  • 簡単に出来る目標を立てる
  • 小さな成長を楽しむ
  • 子育てしてるだけで凄い!と自分にOKを出す
  • ありのままの自分の心を感じる


「子は親の鏡」と言われるように、親の心の状態は子どもに映し出されます。親が自分にOKが出せると、子どもも自分にOKが出せるそうですよ。


確かに、自分にも優しくなれて穏やかな気分の時は、子どもに対しても穏やかに接する事が出来ますよね。


完璧なママになる必要はないんです。
自分に対しても、子どもに対しても「どんな自分でも(子どもでも)OK!」と過ごせたら素敵ですね。

まとめ

2つの大切な事とは?

  • 子どもに対する「言葉」、「イメージ」をセットで変える
  • 親が自分にOKを出す

ぜひ取り入れてみてくださいね。
また、本書では、子どもを勇気づける具体的な言葉かけが紹介されていますので、ご興味のある方は1度読んでみると良いですよ。

賢い子の脳は5歳までに決まる!? 「本当にかしこい脳の育て方」

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息子の幼稚園では、今日は泥んこ遊びをするそうです。 パンツ1枚になって、園庭で泥だらけになって遊びます。
「本日は体に泥を塗るので、ラッシュガードもいりません。」 とお知らせが来ていたので、
思いっきり遊ばせてもらえそうです。


以前から楽しみにしていた息子は、張り切って出掛けて行きました。
泥んこ遊びなんて、思いっきり出来る機会も少ないので、幼稚園には感謝ですね。
どんな顔で帰って来るのか、楽しみだわ(^ ^)



本日は最近読んだ著書、脳科学者である茂木健一郎さんの
「5歳までにやっておきたい 本当にかしこい脳の育て方」をご紹介します。
参考になる事が沢山紹介されていました。
5歳までの、お子さんをお持ちの方必見ですよ!

本書では、冒頭から興味深い事が書いてありました。
人間の脳は3歳までに80%が完成し、5〜6歳頃には基礎が完成すると言われているそうです。
なので、0〜5歳までが脳を活かす土台を作るのに、最も重要な時期!

5歳までに脳の土台をしっかり作っておくと、将来的には自発的に学んでいく力が身につくそうです。
では、この脳の土台を作る為には何をしたら良いのでしょうか?

「本当にかしこい脳」を作るには何が必要なのか?

まずこの「本当にかしこい」とは、どんな事を言うのでしょうか?


「本当にかしこい」とは?

著者は下記のように言っています。

本当にかしこい子は、学びたいことを自分で見つけて熱中できる子


そんな子にする為に何が必要なのでしょうか?
それは、0〜5歳までの間に、できるだけドーパミンを出せるようになる事だそうです。

トーパミンとは、嬉しい事や楽しい事があると分泌される脳内の神経伝達物質で、出れば出る程、意欲が高まり、積極的に取り組める様になるとか・・・
ではドーパミンを出す為にはどうしたら良いのでしょうか?

ドーパミンを出すには?

子どもの脳にドーパミンがあふれるのは、「これまで経験したことのないはじめてのこと」を体験したときです。
(中略)
ドーパミンを出す脳の回路は、不確実なことをワクワクドキドキしながら体験すると、もっとも強化されます。だからこそ、子どもはありとあらゆる「はじめて」に興味を示すのです。
ですからお父さんお母さんはむずかしいことを考えず、お子さんに「はじめて」や「ワクワクドキドキ」のドーパミン体験をどんどんさせてあげてほしいと思います。


この時に注意点があるそうです。
体験の内容は、簡単すぎても難しすぎてもダメで、成功する可能性が少し多いくらいのレベルがベストだそうですよ!

本書には、第2章(一生役立つ!ドーパミン・サイクルの育て方)で、具体的に何をすれば良いのか書かれていますので、ご興味のある方は読んでみてくださいね。

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本当にかしこい脳の育て方 [ 茂木健一郎 ]
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また、以前にご紹介した『「賢い子」に育てる究極のコツ』も参考になりますよ。
こちらも脳科学の面から書かれているので、合わせて読んでみると面白いと思いますよ。

www.zero-blo.com




【特に興味深かった部分のご紹介】

本書には、今日から実践できそうな事が、沢山紹介されていてとても参考になりました。
中には、そうだったの!?
と新たな発見もあったりと、面白かったです。
ここでは、私が特に興味深いと思った部分を、少しご紹介させていただきます。

「サイレント・ピリオド」をご存知ですか?

例えば、子どもを英会話教室へ連れて行ったとします。
しばらく経っても、全然上達しないと、うちの子には英語が向いていないのかな?
と思ってしまったりしませんか? でもこれは、「サイレント・ピリオド」かもしれないそうですよ。

サイレント・ピリオドとは、その言葉どおり、「ずっと黙っている静かな期間」です。英会話教室で、まわりの子どもは盛んに先生のまねをして一生懸命に英語を発音しているのに、うちの子はしゃべらず黙っている。
そんなとき、表面的にはなんの進歩もないように見えますが、そのまま英語環境に身を置き続けると、子どもはある時期に突然英語を話しはじめるようになります。
これが、サイレント・ピリオドが終わった瞬間です。


このサイレント・ピリオドは、英会話だけに限らないそうです。英会話ではよく聞きますよね?
2000時間以上のインプットが必要で、それを超えると言葉が溢れ出てくるなんて事を聞いた事があります。
でも語学だけじゃないそうですよ。

子どもの興味・好奇心が育つまでにも一定のサイレント・ピリオドがあるそうです。
言われてみれば、そうなんですが、
ついつい「これは興味ないのね。」
と結論付けてしまう事があった私には、とても勉強になりました。

そして、そのサイレント・ピリオドを超えるには、「理解できた」という成功体験を作ってあげる事だそうです。


脳の神経回路の変化は、ゆっくりとしか進行しないので、辛抱強く地道に子どもを見守り、その理解を手助けしてあげる事が大切だそうです。

という事は、習い事なども子どもが興味を示さなくても、直ぐに判断するのではなく、少し見守っていた方が良さそうですね。


そしてもう一つ、興味深かった事が・・・

小さなうちから子どもに何でも選ばせる

なんでも自分で決められる子どもは大人になってもうまくいくそうです。

日常生活の中で、何を食べたいか、どの服を着るか、どこに行きたいかというような事も含めて、子どもに自分で選ばせるようにすると良いそうですよ。

脳科学的に見ても非常に理にかなった子育ての考え方です。「自分で何かを選んで決める」という習慣づけが子どもの脳を発達させ、ドーパミンを出すサイクルづくりにつながっていくからです。


そして、これをしていないと、将来的に進学先、就職先を選ぶ時も、
どこかに正解があるのでは?
誰かが正解を教えてくれるのでは?
と考えてしまい、自分で決められない子どもになってしまう可能性があるとか・・・

息子は、1歳を過ぎた頃から、何でも自分で選びたがり、気に入らない服を着せられると、自分で脱いで洗濯機に投げ入れたり、気に入らない帽子や靴は、全く身に付けてくれない子でした。
なので、そんな頃から何でも息子に選ばせています。


脳の発達に良いからやっていた訳ではなく、うちの場合は仕方なく始めた事です。
今はそこまでのこだわりはありませんが、
何となくその頃の癖で、ある程度の選択権を持たせています。


朝晩の食事のメニューや、出掛けたい場所、必要な物を買う時など、息子が選んだり、話し合いをします。
親からすると、こちらが決めた事に従ってくれたら、楽なのにな〜と正直、面倒な時も多いです。
彼の選んだ物や事が受け入れられない場合は、いちいち説明したり、説得をしなければならないので・・・

しかし、この本を読んで、脳の発達に良いと知った事で、今までのストレスが軽減されそうです。
もう少し、話し合いを楽しんでみようかな?
なんてゆとりも出てきました。

「子どもに何でも選ばせる」を、実践していて思う事は、自分で選んでいると、息子自身が自分が何が好きで、何に興味があるのか分かっているという事です。


息子は、「最近は赤が好き♪」
「今日は温かいスープが飲みたい気分」
「大きくなったらサッカー選手になりたい」
と何が好きで、自分がどんな気分で、何に興味があるのか話してくれます。


そして、自分で選んだ物は大切にする。
また自分で選択した事には、小さいながら責任を持とうとしているようにも思います。
これらは長い目で見て良い影響がありそうなので、これからも続けていきたいと思います。


ちょっと面倒な場面もありますが、取り入れてみると良いかもしれませんよ!

子どもが賢くなるママ友との付き合い プラスもマイナスもママ次第!

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今日は涼しくて、すっかり秋ですね。
夏休みモードも抜けて、本格的に新学期スタートです。
夏休みの間、会う機会が少なかったママ友とも、久しぶりに会って夏休み中の話で盛り上がったり・・・


そんなママ友との付き合い方で、子どもが賢くなる!?
面白い記事を見付けたので、実際に試してみました。 息子の反応が面白かったですよ。

president.jp

記事の内容は、ママ友との関係に悩む人への5点の「処方箋」に始まります。

  1. ママ友はいなくてもノープロブレム
  2. 子どもの世界と大人の世界は別物
  3. 「女同士の秘密」は必ず漏れる
  4. 友情にも「ギブ&テイク」が必要
  5. ママ友との交流は「あせらず、じっくり、やんわりと」

この基本を押さえてた上で、ママ友との付き合いから、子どもにマイナスの影響を与えてしまうママと、プラスの影響を与えられるママとに分かれるという内容でした。

子どもが賢くなるママ友との付き合いとは?



マイナスの影響を与えてしまうママとは?


「A君は、朝ママが起こさなくても1人で起きれるんだって」
「Bちゃんは、もうお箸が上手に使えるそうよ」
「C君は、逆上がりできる様になったんだって」
「Dちゃんは、ひらがなが読めるって!」


ママ友と話した事をこんな形で子どもに伝えてしまう事ってないですか?
上記の様な会話はよくある事の様ですが、これを聞かされた子どもは、自分が責められている様に感じてしまいます。
でもついつい言ってしまいますよね。
これは、マイナスパターンです。


色々なところで言われている様に、他の子と比較する事は、子どもの成長において良い影響を与えません。
深く考えずに言ってしまいがちですが、気を付けたいものです。


しかし賢いママは、ママ友から聞いた話を利用して、子どもにプラスの影響を与えられるそうです。


プラスの影響を与えられるママとは?


「A君のママが、『笑顔で挨拶してくれる』とあなたを褒めていたよ」
「Bちゃんのママが、『Bと仲良くしてくれて嬉しいわ』と言ってたよ」
「C君のママが、『電車の事に詳しくてびっくりしたわ』と言われたよ」


こんな感じで、他人の言動を使って子どもを褒めるのです。
子どもにとったら、身近な人が自分を認めてくれて、ママも嬉しく思っていると感じる事は、良い影響を与えるそうです。


実際に、試してみました!

自分が出来る事も「ママやって〜」と甘えていた息子くんですが、最近自分で出来る事は自分でやろうとします。
少し前から、シャンプーも「自分でやる!」と言い出したので、ママ友にその話をしました。


今日、お風呂でシャンプーをする時、
「ママやって〜」と甘えていたので、


「◯◯ちゃんのママが『もう自分でシャンプーしようとするの? 凄いね!』とびっくりしてたよ!」
と言うと、


「やっぱり今日も自分でする!!」
と言うのです。
褒められるのが大好きな男の子には、効きますね!


そこから、自分でやる! 自分でやる! 
と自立モードになってしまいました。
単純な息子に笑ってしまいましたが、これは使えますよ!
ぜひ、試してみてくださいね!

南キャン山ちゃんに学ぶ 自己肯定感が子どもに必要な理由

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今日から新学期スタートです。
まだまだ暑さも残りますが、秋の気配を感じますね。


本日は、改めて自己肯定感は必要なんだと考えさせられてしまった記事をご紹介します。


慶應義塾大学特任准教授の若新雄純さんと、南海キャンディーズ山里亮太さんとの対談です。

president.jp

若新雄純さん→若新ワールド

自己肯定感が必要な理由とは

他人と自分を比較して、嫉妬の感情を持つ事は誰にでもある事ですが、それをプラスの感情に変えられる人と、マイナスの感情にしてにまう人がいるそうです。
そのプラスの感情に変えられる人というのは、嫉妬の気持ちを「自分を上げる」方向へ、上手く変換できる人です。

そして、それが出来る人とは「このままの自分が好き」だと思える人だそうです。


南海キャンディーズの山ちゃんは、まさにそんな人。
山ちゃんと言えば、凄い努力家というイメージでしたが、嫉妬心を変換して努力へのパワーにしていたんですね。

僕はむちゃくちゃナルシストです。生まれ変わったら――こう言うとベタですが――もう一回このままの自分でいいと思っています。


そして、それは社会的に成功したから言える訳ではないとか・・・
成功の前とか後とか関係ないそうです。
自分なら同じゴールにたどり着けるだろし、短所と捉えてしまいそうな部分も、そんな性質だったから今の仕事に出会えた、と言われています。

そして、最後に若新さんが言われるには、

他人との比較に苦しむ現代人が、充実した幸せな人生をおくるには、「生まれ変わっても同じ自分を生きたい」と思える自己肯定の感情を持つことが必要なんだと思います。


子どもの自己肯定感を高める子育てをしようと、よく言われていますが、やはり自己肯定感は必要ですね。
不毛な嫉妬をして時間を無駄にするより、山ちゃんの様に努力へのパワーに変換できた方が、人生は数倍楽しくなりますよね。
息子にもそんな人になって欲しいと思いました。


98%の高校生が「自分には価値がない」と答えていた!?

以前ご紹介させていただいた書籍、『世界標準の子育て』の中で、財団法人日本青少年研究所が、日本、韓国、中国、アメリカの高校生を対象に行った意識調査の内容が紹介されていました。

「私は価値のある人間である」という質問に「Yes」と答えた割合が、
日本7.5%、韓国20.2%、中国42.2%、米国57.2%だったそうです。
日本は低すぎますよね。
これからの子ども達には、もっと自己肯定感を持ってもらいたいものです。

書籍には、その理由についても触れられていますし、自信の付け方も紹介されているので、ご興味のある方は一度読んでみて下さいね。

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世界標準の子育て [ 船津 徹 ]
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まとめ

充実した幸せな人生をおくるには、
「生まれ変わっても同じ自分を生きたい」と思える自己肯定の感情を持つことが必要

自己肯定感を高める子育て、私もそんな子育てをしたいと思います。

子どもを数字好きにする方法 3歳児に九九が覚えられるのか!?

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そろそろ夏休みも終わりですね。 長かった様な、あっという間だった様な・・・
この夏休み、色々な事を経験したからか、大きく成長した息子くん。
幼稚園が始まるのを楽しみにしています。新学期でまた成長するのかな?
私も新学期が待ち遠しいわ♪

子どもを数字好きにする方法1

以前にも都道府県を覚えるグッズとして、ご紹介した『見て聴いてトクトク99の歌』(CD&DVD)の中に、九九の歌が入っています。
これを最近気に入っている息子くん。
九九を口ずさむ様になりました!
まだ足し算もまともに教えていないので、全く意味は理解していませんが、面白がって歌っています。

ご興味のある方はこちらもどうぞ♪
www.zero-blo.com

このCD&DVDにある曲は、テンションが上がる様で、よく聞きたがります。
その中でも特に「99のうた」が好きな様子です。
大人も何度も聞いているうちに覚えてしまい、気がつくと口ずさんでいたりするので、覚えやすいのかもしれません。

意味も分からず、早くから九九を覚える事が良いのか疑問もあるので、我家では積極的に覚えさせるつもりはありませんが、数字に興味を持ったり、楽しめるのであれば良いですよね。
本人の興味が続くまで、遊びとしてゆる〜く継続してみたいと思います。
数字に興味を持つグッズとしてはお勧めです!

以前にご紹介した、「世界標準の子育て」の中でも紹介されていましたが、インドでは九九だけでなく、19×19まで暗記させるのが普通だそうですよ。

ちなみに『見て聴いてトクトク99の歌 』には「19×19(トクトク)Dream Song」もあるんです。
そのうち子どもなら覚えてしまうかもしれませんね。





19×19まで暗記させるのが普通だというインド人、ここ10年で、アップルやグーグルなどの国際的なIT企業がひしめくシリコンバレーでは、インド人が急増しているそうです。
今やシリコンバレー市民の4人に1人はインド人と言われているとか・・・
なぜインド人は、そんなに理数系に強い人が多いのでしょうか?


インド人が理数系に強い理由とは?

そのインド人の理系の強さを支えているのが、「暗算教育」だそうで、幼い頃から数字遊びを通して暗算を叩き込まれ、数字に強くなるように思考する訓練を受けているそうです。


しかし、暗記が重要な訳ではないようです。

インドではさまざまな計算方法やトリックを自在に組み合わせて、合理的かつ簡単に答えを導き出す工夫が重視されます。
たとえば、「4+9+8+1+2+6」という問題。
(中略) インド人には頭から順に計算するという発想はなく、キリの良い組み合わせを見つけようとします。すなわち「4+6」「9+1」「8+2」という組み合わせです。すると10が3つで、答えは「30」だと割り出します。 「どうしたらめんどうな計算をせずに答えを導き出せるか」を考えているわけです。

面白いですよね。数字遊びをしているみたいです。

機械的に公式を暗記するのではなく、「HOW?/どうしたら?」という頭の使い方を身につけさせることが「理数系頭脳」の土台となっているのです。

暗記より考える力が大切なんですね。
これは意識していきたいですね。
我家でもただ覚える学習ではなく、考える力を伸ばす学習を取り入れていきたいと思います。
まずは数字に興味を持って、数字好きになるのが先ですが・・・

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子どもを数字好きにする方法2

こちらは、以前にご紹介せていただいている書籍、『楽しく遊ぶように 勉強する子の育て方』で紹介されている方法です。

それはコップの代わりに計量カップを使うというもの。下記のように計量カップに書き加えて使うだけ。

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我家では、この計量カップをお風呂場でジュース屋さんごっこに使っています。
これを始めてから、普段の会話の中でも、息子から「これは◯分の◯だね〜」とか、「お茶をコップの1/2ください」という言葉が出るようになりました。 そして、ピザやケーキを切る時や、何でも〇分の〇とアナウンスしたりして、分数に慣れてきています。
簡単な事ですが、子どもを数字好きにする方法としてはお勧めですよ!
是非試してみて下さいね。

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