すき育

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子どもの好きを育てる。学ぶことが楽しくなる!?  学ぶことが好きになる!?   幼児教育、知育ブログ。

本好きに育てる!絵本の読み方&選び方 魔法の5ステップとは? 

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日が落ちるのも早くなり、すっかり秋らしくなって来ましたね。
我が家でも以前より少しだけですが、帰宅時間が早まり、寝るまでの時間にゆとりが出て来ました。日によっては絵本を楽しむ時間も長くなりましたよ。


読書の秋、お子さんと絵本を楽しんでみてはいかがですか?
本日は、読み聞かせについての記事をご紹介します。

dual.nikkei.co.jp


絵本好きな子の共通点

元幼稚園教諭、チャイルド・ファミリーコンサルタントの山本直美さんによると、絵本好きな子の共通点は、下記だそうです。

  • 気持ちが安定している
  • 自分でどんどん遊びを展開するクリエーティブな力を持っている
  • 何かに取り組むときに自分でイメージを膨らませることができる
  • 最後までやりきることができる


先日ご紹介したプレジデントFamily2017秋号(東大生179人の小学生時代)にもありましたが、賢い子は読書好きな子が多いようです。


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小さいうちから本を読む習慣を身に付けてあげる事は、やはり効果的なようですね。
ではどうしたら子どもが絵本好き、本好きになっていくように促せるのでしょうか?


ポイントは子どもの発達状況に合わせて進める事だとか・・・


本好きに育てる 魔法の5ステップ

<ステップ1>
※6ヶ月頃〜モノに注目できるようになったら

文字が少ない「絵」を中心とした身近なテーマの絵本

絵本に出てきた野菜や果物を実際に触らせてみる等、実際の生活に繋げる事で、より認知が高まるそうですよ。

《我が家のお勧め》



<ステップ2>
※1歳半~2歳前後 絵本に10秒以上集中することができるようになったら


日常から別の世界へ行き、また戻ってくる、という構造を持つ「行きて帰りし物語」で、あり得ない世界観の絵本、終わりが明確な絵本

本を読み終わったら、「おしまい」と絵本をパタンと閉じると、1冊読み切ったと達成感をより味わう事が出来るそうですよ。

《我が家のお勧め》



<ステップ3>
※「行きて帰りし物語」を最後まで集中して楽しめるようになったら


おとぎ話や童話など昔から読み継がれる絵本


絵本を読む前に始まりの合図となる歌を歌うなど、落ち着ける時間、集中して聞ける環境を整える。
本を読み終えたら、親子で絵本について話してみる。その繰り返しが言語能力を育むそうですよ。

《我が家のお勧め》




<ステップ4>
※カラフルな絵本を最後まで読み切ることができるようになったら


セピアやモノクロなど単色の絵が描かれた絵

読み終えた後に、親子で絵本の感想を話せる機会を増やしていく。
子どもの様子に気を付けて、集中できていない時は少し前に戻ると、理解力が鍛えられるそうです。
レベルが上がって来ているので、焦らず子どもに合わせて進めていくと良いようです。
また、小学生になってからも、本が読めていない様なら、また前のステップに戻ってみるのも良いそうですよ。


《我が家のお勧め》

トーマス好きの子限定ですが、このシリーズは絵が少なく、カラフルじゃないのでストーリーに集中する事が出来る様に思います。


<ステップ5>
※モノクロ絵本でも集中して最後まで読み切れるようになったり、絵本で作り話を始めたりしたら

行きて帰りし物語」形式で、難しすぎない絵本


子どもがストーリーを覚えている本を「絵を見ないで聞いてね」と言ってから、読み聞かせます。
どのくらい理解できているか、集中力が切れないか確認しながら、少しずつお話を長くしていくと良いそうですよ。

そして、お話を楽しめる様になったら、ママが創作したお話にチャレンジしてみましょう。
日常の出来事を面白おかしくお話にして聞かせたり、子どもに伝えたいメッセージをお話に盛り込んだりと気軽にトライしてみると良いそうですよ。

最終段階は、児童書です。
章ごとに区切りながら、少しずつ読み進めているうちに、子ども自ら読む様になるそうです。

我が家の場合

我が家では、0歳から読み聞かせを始めています。
初めは、絵本を舐めたり、破ったりしていました。
そして、自分が好きなページばかり見ていたり、パラパラめくってしまったり・・・
以前にご紹介した、対話型読み聞かせや、ネットワーク型読み聞かせを取り入れて、どんどん絵本が好きになって来ましたよ。


対話型読み聞かせや、ネットワーク型読み聞かせにご興味がある方は、こちらも読んでみて下さいね。

www.zero-blo.com

2歳過ぎには、お話に共感して涙を流す様になり、自分でストーリーを作って遊ぶ様になりました。
最近では、そのお話がさらに膨らんで寸劇になって来ました。


一緒に寸劇をさせられるので大変ですが、これも読み聞かせ効果かな?と見守っています。
まだ本好きとなっていけるか分かりませんが、記事から学んだ事を実践してみようと思います!


最後に

絵本好きと本好きの間には、大きなハードルがあるそうです。
そこを上手く乗り越えられないと、せっかく絵本好きになっても、肝心の本好きになってくれない可能性があるので、大人のフォローが大切だそうです。


最後の仕上げのステップが、<ステップ5>となります。最後までしっかりフォローしてあげたいですね。

そして、最後に子どもを本好きに育てるには、
親が読書の習慣を持ち、本を読んでいる姿を見せる事だそうですよ!
家族全員で、本を読む時間を持つのも良いですね。
読書の秋、親子で読書タイムを楽しんでみてはいかがですか?