アドラー式「言葉かけ」練習帳 自信とやる気が育つ 2つの大切な事とは?
以前にご紹介した原田綾子さんの著書、
『子どもが伸びる!自信とやる気が育つ!アドラー式「言葉かけ」練習帳』をゆるっと実践しています。
本書で勧めている、子どもが困難を乗り越える力を与える「勇気づけ」を実践していると、
上手くいかないな〜なんて事もあります。
そして、子どもの自信とやる気を育てるどころか、子どもにダメ出ししていたり・・・
今日は、『子どもが伸びる!自信とやる気が育つ!アドラー式「言葉かけ」練習帳』より、
子どもを伸ばし、自信とやる気を育てる為に、子どもを勇気づける「言葉かけ」で、大切な2つの事をご紹介します。
アドラー式「言葉かけ」練習帳 子どもが伸びる!自信とやる気が育つ! [ 原田綾子 ] |
その前にこちらもお勧めですよ。
「言葉かけ」で大切な1つ目の事とは?
実践していても思う事ですが、言葉の力はとても大きいです。
言葉のかけ方で、子どもが全然違う反応をする事もよくあります。
しかし、言葉だけを変えても上手くいかない事があるそうですよ。
それは、子どもに対する親のネガティブな前提が、子どもに悪影響を与えている可能性がるとか・・・
例えば、子どもへの前提が「甘えてばかりいる子」だったとします。
そうすると、うちの子は甘えてばかりいるから、もっと厳しく言わなきゃと、うるさく言ってしまう状況を作り出してしまいます。
また、子どもに「甘えてばかりいちゃダメでしょ!」と言えば言う程、「あなたは、甘えてばかりのダメな子」という
暗示をかけている事になり、子ども自身のセルフイメージもそうなってしまうそうです。
その為、言葉だけを変えてもダメで、子どもに対する言葉とイメージを、セットで変える事が大切だそうです。
今できなくても、今は練習中と子どもを信じてポジティブなイメージを持つことで、子どもが変わっていくのですね。
これは、「言葉かけ」を実践する時だけでなく、子どもと向き合う上で大切な事だと思います。
そして、著者はこうも言っています。
いつも心に留めておきたいのは、子どもには無限の可能性があるということ。親の関わりによって、その力を伸ばしていけるということです。
言葉とイメージをセットで変えて、子どもの力を伸ばしていきたいですね。
「言葉かけ」で大切な2つ目の事とは?
「言葉かけ」をしていて、ついつい子どもにダメ出ししたくなっちゃう事があります。
そもそも、子育てしていると、イライラしたり、ダメ出ししたくなっちゃう事ってありますよね?
そんな時の心理って?
子どもにダメ出しをしたくなる時の心理とは?
子どもに限らず、誰かを批判したりダメ出ししたくなるのは、自分にOKが出せていないからだそうです。
本当は、子どもに怒っているんじゃなくて、自分に怒っている。自分を責めているから、子どもも同じように責めてしまうという悪循環です。
これ言われてみれば、思い当たります。
色々重なって、あれもやらなきゃ、まだこれも出来ていなかった!なんて時、子どもに、ついつい口うるさくなっちゃったり・・・
確かにそんな時は、自分を責めていますね。
本当は子どもにイライラしているのではなくて、自分を責めて自分にイライラしているかも。
そんな時は思い出してください。
2つ目の大切な事です!
それは、親が自分にOKを出す事です。
その為にお勧めなのが、自分自身への「勇気づけ」です。
その方法とは?
自分への勇気づけの方法
- そんな時もあると自分にOKを出す
- 簡単に出来る目標を立てる
- 小さな成長を楽しむ
- 子育てしてるだけで凄い!と自分にOKを出す
- ありのままの自分の心を感じる
「子は親の鏡」と言われるように、親の心の状態は子どもに映し出されます。親が自分にOKが出せると、子どもも自分にOKが出せるそうですよ。
確かに、自分にも優しくなれて穏やかな気分の時は、子どもに対しても穏やかに接する事が出来ますよね。
完璧なママになる必要はないんです。
自分に対しても、子どもに対しても「どんな自分でも(子どもでも)OK!」と過ごせたら素敵ですね。
まとめ
2つの大切な事とは?
- 子どもに対する「言葉」、「イメージ」をセットで変える
- 親が自分にOKを出す
ぜひ取り入れてみてくださいね。
また、本書では、子どもを勇気づける具体的な言葉かけが紹介されていますので、ご興味のある方は1度読んでみると良いですよ。